ミツカングループ様

アクティブ時間を活用したアプリケーションの棚卸で約6,000 万円のコストダウンを実現。

Windows 7 の全社導入に伴うOffice アプリケーションのバージョンアップに先駆けMylogStarを導入。ログ分析より得られた各ソフトウェアのアクティブ時間(実使用時間)を元に「本当に必要なライセンス数」を算出することによって、ユーザーの納得を得たうえで無駄な投資の削減に成功した。

世界でさらなる飛躍を目指すグループにおけるWindows 7 移行プロジェクトが直面した課題

 食酢をはじめ、「味ぽん®」「追いがつお®つゆ」、納豆「金のつぶ®」シリーズなどロングセラーの主力商品を持つ大手食品メーカーのミツカングループ。同社はWindows7の全社導入時に、大幅なコストダウンを実現した。その方法と、MylogStar
が担った役割について管理本部 情報システム部 システム管理課の森田 委千弘 氏に伺った。

 Windows XP のサポート終了を控えた2011 年、ミツカングループでは全社のPCをWindows 7 にリプレースすることが決定した。森田氏が移行プロジェクトリーダーとして検証作業を進める中、ひとつの悩みが生まれた。

 OS のアップグレードに伴い、Word、Excel、PowerPoint、Access などOffice アプリケーションも最新バージョンに買い替える必要が生じたのだが、使用中のライセンス数が膨大なこともあり、現在インストールされている全アプリケーションを最新版に買い替えると非常に大きなコストとなってしまうのだ。

 「Excel は全従業員が利用しているであろう。」「その他のアプリケーションは、ユーザーによってはインストールしてから一度も起動していないものもあるのでは?」ということは推測できるのだが、現在利用しているアプリケーションや、最新版の購入を希望するアプリケーションについて社内アンケートを実施しても、ユーザー心理を考慮すると信頼できる情報が得られるかはわからない。

 不要なライセンス購入に無駄なコストをかけないためには、どのアプリケーションを、誰が、どんな頻度で、どれぐらいの時間まで利用しているかを知るためのツールが必要だった。

誰もが納得する客観的なデータに基づき 約 6,000 万円のコストダウンを実現

社内の各 PC にインストールされているアプリケーションの種類とライセンス数を把握する資産管理系のツールはいくつか見つかったが、インストールされているアプリケーションが実際にどれだけ利用されているかという情報を得られるツールはMylogStar だけであった。

 そこで、Windows 7 の導入に先駆けて約 1,600 台の PC に MylogStar を導入。ユーザーごとに各アプリケーションの起動回数、アクティブ時間(実使用時間)を収集・分析し、社内における Office アプリケーション利用の実態を明らかにした。
 「『必要性が低いと判断したソフトは購入しない』と切り捨てることもできなくはなかったが、利用実態を可視化したレポートを元に購入判定をすることによって、経営、そしてユーザーに納得してもらった上でコスト削減を実現できた」と森田氏は語る。

 こうして、購入ライセンスを精査した結果、Office が提供する全アプリケーションをすべての PC にインストールするような従来の購入方法よりも、約 6,000 万円ものコストをおさえて、システム導入することができた。

データの可視化でコミュニケーションの円滑化も実現

ミツカングループ
管理本部 情報システム部 システム管理課
森田 委千弘 氏

 ミツカングループでは、Windows および Office の更新にあたり、社内向けの説明会を開催している。MylogStar の導入以降、説明会の冒頭でアプリケーションログ分析結果から得られたグラフを紹介している。
 これまでは、こうした説明会の際には説明するアプリケーションの順番や時間配分に対して参加者から出される不満や要望を心配をしなければいけなかったが、各アプリケーションの業務貢献度を可視化することによって、全参加者が納得のゆく進行で説明会のスケジュールを作成できるようになった。
 また、Access の特定のファイルで障害が見つかった場合に、問題のファイルを誰が利用しているかがすぐにわかるため、障害ファイルの拡散を防止できたり、悪質なアプリケーションが報じられた際に、社内で同アプリケーションが使われていないことを確認できるなど、いままで漠然と不安がっていたケースでも、MylogStar の導入によって問題の有無を正確に把握できるようになった。

次のミッションとして、さらに進んだログの活用法を研究

 2013年を以てMylogStarによるOfficeコストダウンのミッションは完了した。現在、ミツカングループでは MylogStar を本来の用途であるセキュリティツールや、さらに進んだ業務分析ツールとして活用するための調査を行っている。
 例えば、これまでアプリケーション使用状況のレポート作成には Excel や BI ツールの「QlikView」を利用してきたが、この他にも、ガントチャート機能を利用することにより各 PC の稼働状況を一目瞭然で把握できる「MotionBoard」での管理を研究中だ。
 「どんなことでも、根拠なく強制したり、禁止することは考えていない。ログ分析によって業務の実態を把握し、業務効率とセキュリティ面から総合判断して、利用するサービスを決めていく」森田氏が考える情報システムの運用方針に、MylogStar は様々な形で貢献するだろう。

Excel で各アプリケーションの実使用回数を数値化。

QlikView によって実使用時間を面積のサイズで表現した
グラフを社内向け Office 説明会の冒頭で紹介している。

MylogStar でアクティブ時間の取得

MylogStar の「アプリケーションログ」機能では、ユーザーがアプリケーションを開いている間に、マウスやキーボードを実際に操作している時間をアクティブ時間(実使用時間)として記録することができます。
この情報でユーザーがそれぞれのアプリケーションを実際にどの程度の時間利用していたかを把握できます。
さらに、MylogStar で収集した各種ログを視覚的に処理することができる「MotionBoard」などの BI ツールと連携すれば、より簡単にユーザーの業務状況を可視化・分析できるでしょう。


▲MotionBoard

詳細資料

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お客様概要

ミツカングループ

ミツカングループ
  • 所在地:〒475-8585 愛知県半田市中村町 2-6
  • 売上高:1,642 億円(2014 月2 月期)
  • 創業:1804 年(文化元年)
  • 従業員数::約 2,970 名
  • 業務内容:調味料・加工食品・納豆などの製造販売

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