神奈川大学 様

アプリケーションの利用状況を把握するためMylogStarを導入
実使用時間の情報も可視化され、コンピュータ演習室を効率的に運用

神奈川大学は、1800台を超えるパソコンに170種を超えるソフトウェアがインストールされており、ライセンス費用に加え、膨大な管理・運用工数が課題となっていた。MylogStarを導入することにより、ソフトウェアの利用状況を把握して棚卸を実現している。

使用製品: MylogStar(マイログスター)

「神大」として地域社会からも親しまれている、80年を超える歴史ある総合大学

 神奈川大学は、人文科学系統、社会科学系統、自然科学系統、総合・学際系統の 4 つの学問領域をバランスよく配置した総合大学で、7学部20学科・2 プログラム、大学院は 9 研究科 16専攻からなる。『質実剛健』、『積極進取』、『中正堅実』を建学の精神とし、これまで20万人を超える有為な人材を輩出してきた。同校に在籍している学生数は約2万人。横浜キャンパスと湘南平塚キャンパスに分かれ、日々の活動に勤しんでいる。「ゼミの神大」「語学の神大」と評価も高く、密度の濃い議論やグループワークなどを通じた少人数教育に力を入れているほか、「正課外教育」として、クラブ・サークル活動やボランティア活動、さらにはインターンシップや海外留学など、学部・学年を超えた活動も重視。学びの場としてはもちろん、大切な仲間と出会う場としても機能している。「神大」の愛称で地域社会からも親しまれている大学だ。

1800台のPCに170種のソフトを導入。ソフトウェアの利用実態を把握することが必要に

 同校の情報システム推進部は、コンピュータ演習室や研究室、ゼミなどで利用されるパソコンを管理している部門だ。管理対象となっているパソコンの総数は1800台を超え、それぞれに数多くのソフトウェアがインストールされている。

 同校の場合、講義で必要となるため、同一プロダクトでありながら異なるバージョンのソフトウェアもインストールしており、複数のバージョンが同一パソコン内に共存するケースもある。ライセンス費がかかるソフトウェアを重複インストールしていると、その分の費用が膨らみコスト高となる。利用頻度が低いソフトウェアがある場合、工数がかかるものの講義で使うデータを検証し、上位バージョンに移行した方がメリットが高い場合も少なくない。

課題・解決

 さらに、管理・運用コストも無視することはできない。インストールされているソフトウェアが増加すると、検証作業や、問題が起きたときの対応などの「運用・管理」工数も増大し、そのためのコストも増える。これらのコストを削減するには、現状を把握した上で、本当に必要なソフトウェアを洗い出す必要がある。

 「以前から、ソフトウェアの利用実態を把握したいと考えていました。ツールを導入して、利用実態を調査しようとしたのですが、起動しているはずのアプリが利用されていないことになっていたり、プロダクト名は取得できてもバージョンまでは認識できないなど、正確な情報を収集することができませんでした」と情報システム推進部・情報システム課・課長の籏本祥二氏は語る。

 複数のバージョンが混在しているという同校の状況が、利用実態を把握する障壁となっていたのだ。そこで神奈川大学は精度の高いログ情報の収集を可能とするMylogStarを導入した。

MylogStarで利用実態を「正確」に把握可能とする。収集したログは独自の管理システムでレポート

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神奈川大学
情報システム推進部 情報システム課 課長
籏本 祥二 氏

同校では利用実態を正しく把握するため、操作ログ管理ソフト MylogStar を導入した。「MylogStar を活用できるかどうかについては、時間をかけて検証しました。その結果、同一プロダクトの異なるバージョンも正しく認識できました。また、「ログイン/ログオフ」や「アプリケーション」、「アクティブウィンドウ」などのログに関しては、ログインからログオフの間、アプリケーションを開いている間に、マウスやキーボードを実際に操作している時間の情報も取得できます、本格導入して半年ほど運用していますが、前期・夏休み中の利用実態が把握できています。実際の利用実態は、われわれの予測と異なる部分もあり、非常に有用な資料となっています」と石黒富士雄氏は語る。

同校の場合、MylogStar で収集したログを CSV で出力し、独自形式に編集・加工しレポートを作成している。MylogStar を導入したことで、当初の課題であったソフトウェアの利用実態を把握し、ソフトウェアの棚卸しを行うことにも目途がつき始めているのだ。

ログ情報の有用性が認知され、活用をさらに進めるアイデアも


石黒 富士雄 氏
「ログファイルからのソフトウェアの
起動回数の集計をAccess で実現しています」

さらに、当初の要件にはなかったが MylogStar を活用するアイデアも出始めている。そのひとつが学生の出席状況の証跡として利用するというアイデアだ。同校の場合、授業の出欠確認は IC カードで行っている。しかし、実際の出席人数と IC カードによる出欠情報に差異が出るケースを指摘する教授もいる(なりすまし等)。この場合、講義中の「ログイン/ログオフ」や「アプリケーション」の実使用時間の情報を組み合わせることで、どの学生が実際に授業を受けていたかを把握できるのではないかと考えている。ログ活用のアイデアとしては非常にユニークで優れたものだ。ただし、この方法では、授業中にリアルタイムに状況を把握することが難しいという課題もある。実際に採用するには、もう少し違った運用や工夫が必要になるだろう。

 また、ログをセキュリティに活用することもできる。同校の場合、ログを「運用・管理」に活用しているが、一般に「セキュリティ」に活用する事例は多い。MylogStar を使えば、「誰が」「いつ」「なにをしたのか」という情報がログとして残るため、問題が発生した際の証跡としても十分活用することができる。このように、ログを収集・分析することで、情報漏えい等のリスク回避や業務の運用改善を実現できるようになる。

 MylogStar を導入し、ログを業務に活用している神奈川大学。同校の事例は、ほかの大学や企業でも十分活用できるものだ。それだけに今後の MylogStar の活用に注目したい。

神奈川大学様におけるMylogStar利用イメージ

 コンピュータ演習室のパソコンに導入されているソフトウェアの利用状況を把握するため、MylogStar で精度の高いログを収集。集めたログは CSV 形式に出力し、DB や表計算ソフトで編集・レポートしている。

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お客様概要

神奈川大学 様

神奈川大学 様
  • 所在地:神奈川県横浜市神奈川区六角橋3-27-1
  • 設 立:1928年
  • 学生数:1万8693名

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