島根おおち農業協同組合 様

Citrix XenApp 環境において操作が簡単で広範なログの収集を実現。
情報漏えいの抑止効果も向上

JA

JA 島根おおちは、金融から生活まで幅広い事業展開をしている。ネギ、ナス、トマトなどの野菜は甘みがあり、多くの消費者から好評だ。また、石見高原ハーブ米などのブランド米や、石見和牛など JA 島根おおちブランドの商品は全国的に人気が出ている。

使用製品: MylogStar(マイログスター)

情報化が遅れていた JA 島根おおちは、個人情報保護法を契機に情報化を一気に進める

JA 島根おおち
自然豊かな JA 島根おおち。
おいしい食べ物が多く、
関西圏を中心に人気がある

金融機関としても活動しているJAの場合、セキュリティ対策が欠かせない。また、JA の業務は幅広く、組合員の生活に関するさまざまな情報も保存している。個人情報保護も重視しなければならない。 しかし、セキュリティや個人情報保護を強化していくと利便性が低下するだけではなく、運用管理工数の増大という課題もある。セキュリティを高めながら、運用管理工数を増大させないためのソリューションを求められていた。そこで JA 島根おおちはシンクライアントを採用し、情報の一元管理を実現。セキュリティを守りながら、利便性の低下も防いでいる。さらに、操作ログを取得し、問題が起きた時の対策はもちろん、何も起きていない証跡としても活用している。

 「契機となったのは、2005 年に施行された個人情報保護法への対応です。実は JAグループでは、セキュリティ対策をどうするべきかといったガイドラインが出されています。そのガイドラインを確認すると、かなり高度なセキュリティ対策が必要だということがわかりました。そこで必要な予算なども確保し、2段階に分けて環境を整備することにしました」と企画管理部・企画管理課/企画管理部・事務電算課/インターネット販売事業責任者・課長の服部幸信氏は語る。

導入障壁が高いメタフレームを、情報の一元管理を行うためにあえて採用

課題・解決

JA島根おおちの場合、近隣のJAと比較して情報システムの導入が遅れていた。近隣の JA が、パソコンやサーバーを導入し業務に活用しているなか、一線を画する存在となっていたのだ。 その理由は、情報システムを早急に導入しても、それらを正しく活用できるだけの人材が育っていなかったためだ。JA島根おおちでは、時間をかけてIT化を推進するために必要となる中心的なメンバーを育ててきたのだ。 「IT システムを導入する前は、自分自身で身銭を切り、IT を業務にどうやって活用していけばいいのかを検討している段階でしたね。ITがどういうものなのか、どういった可能性があるのかなど、混沌とした中でさまざまな検討をしていました」と服部氏は振り返る。

JA 島根おおちに情報システムを導入するきっかけになったのが、個人情報保護法の施行だ。この法律施行を絶好のタイミングと捉え、JA 島根おおちは情報化を推し進めることになる。 「情報化を推進するためには、クライアント PC を用意する必要がありました。しかし、運用まで考えるとなかなかいいものがありません。そのような中、情報を一括管理できるメタフレームに注目しました。メタフレーム環境は当然制限された環境になり、導入障壁が高いというイメージがあります。しかし、JA 島根おおちでは、これまで IT を導入してこなかったことが奏功し導入はスムーズに進みました。ログ管理という考え方はありましたが、第二ステップで導入しようと考えていました」と服部氏は振り返る。メタフレームを導入した際も、時間をかけて育てたメンバーが活躍をした。彼らが職員に情報システムの使い方をレクチャーし、浸透していったのである。

Citrix XenApp 環境下でのログ管理を実施誰もが使え、運用工数のかからない MylogStarを選定

服部 幸信 氏
企画管理部 企画管理課
企画管理部 事務電算課
インターネット販売事業責任者
課長 服部 幸信 氏
「同じ悩みをもつ JA も多いと思いますので、
その一助となればと思っています」

第二ステップでは、メタフレームを Citrix XenApp に変え、ログ管理ソフトも導入された。ログ管理ソフトは Citrix XenApp の新バージョンにいち早く対応したMylogStar が採用された。 「JA 推奨のログ管理ソフトもありますが、誰もが簡単に扱えるというものではなく、JA 島根おおちでは運用しきれないという懸念がありました。誰もが使えて、運用工数がかからず、それでいて必要なログを取得できる製品を求めていました」と服部氏。 実は JA 職員は、3 ~ 5 年ごとに部署の異動がある。この方法は、オールマイティーな人材を育てることができるが、プロフェッショナルは育ちにくい。これだけの短期間の中で、高度な知識やノウハウを必要とするツールを活用することは難しかったのだ。 「MylogStar は使い勝手がよく、取得できるログが豊富です。操作ログだけではなく、ウェブ (URL) の閲覧ログや印刷ログなども収集できます。また、収集したデータを簡単な作業で確認できるので非常に助かっています。操作ログを取得できてもその分析に時間がかかるようでは、活用するのが難しいですからね」と服部氏は説明する。

操作ログを収集していることで、職員の操作を可視化情報漏えいの「抑止効果」も高い

MylogStar を導入したことで、職員がどのような操作をしているのか可視化できるようになった。問題がある操作に対して注意喚起することも可能で、情報漏えい対策の「抑止効果」が期待できるという。 「JA 島根おおちにとって、運用負荷をどれだけ軽減できるのかというのが重要だと考えています。MylogStar は、そのような観点からも非常に優れたツールだと思います。専門家が育ちにくい JA には、運用管理工数が課題になっているところも多いと思います。MylogStar のような仕組みは活用しやすいと思います」と服部氏は語る。

また JA 島根おおちでは、どのデータを出力したのかという点も管理している。MylogStar を活用することで、デジタルデータを「誰が」「いつ」「どのクライアント」から出力したのかわかり、情報漏えい対策としても十分活用できる。 JA 島根おおちの取り組みは、JA の中でも先進的だといえよう。しかし、管理工数の低減や情報漏えい対策の強化を目指す他の企業や団体にとっても、参考になる部分は多い。

システム構成

システム構成

JA 島根おおちは、データセンターに XenApp サーバーを 3 台構築。クライアント数は 150 台で、シンクライアント専用端末から接続している。ログを取得するため、XenApp サーバーに MylogStar のエージェントを導入し、Citrix XenApp 上の操作記録を取得している。取得している操作ログは、ファイル操作や Web 閲覧、印刷など。情報が漏えいする出力先を監視し、情報漏えい対策を強化する狙いがある。また、管理・運用コストを削減するため、サーバーの運用・管理はすべてアウトソーシングしており、同組合のシステムはすべてデータセンターに預けられている。

詳細資料

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お客様概要

島根おおち農業協同組合

島根おおち農業協同組合
  • 所在地:島根県邑智郡邑南町下田所277
  • 設 立:平成7年(1995年)1月1日
  • 対象地区:「邑南町」「川本町」「美郷町」「江津市桜江町」
  • 組合員数:12,782人

URL : http://oochi.ja-shimane.gr.jp/新しいウィンドウで開きます。