MylogStar 2.5 Release8

【リリース日】

2011/08/24

【動作環境変更】

1. VMware Viewに対する動作検証を行いサポート対象として追加

VMware View4.6上における動作検証を行い、正常に動作することを確認しました。以下の製品において、動作環境として追加されます。
Client、Manager、Porter

View Composerによる仮想デスクトップのプロビジョニング機能にも対応しています。ただし、導入時に予め設定を行う必要があります。設定資料を別途ご用意しておりますので、詳細についてはお問い合わせください。

2. XenDesktop 5 VDI構成に対する動作検証を行いサポート対象として追加

Citrix XenDesktop 5におけるVDI構成上での動作検証を行い、正常に動作することを確認しました。以下の製品において、動作環境として追加されます。
Client、Manager、Porter

Provisioning Serverによる仮想デスクトップのプロビジョニング機能にも対応しています。ただし、導入時に予め設定を行う必要があります。設定資料を別途ご用意しておりますので、詳細についてはお問い合わせください。

XenDesktop 4または5のいずれにおいても、VDI構成における仮想化プラットフォームとして以下の製品を保証します。
・Citrix XenServer 5.6
・VMware ESXi 4.1
・Microsoft Hyper-V 2.0

3. Hyper-V環境上での動作検証を行いサポート対象として追加

Microsoft Hyper-V 2.0上に構築された、対応する仮想OSでの動作検証を行い、正常に動作することを確認しました。以下の製品において、動作環境として追加されます。
Server、Hub Server、Analysis Option、Manager

なお、仮想OS上でMylogStar Serverを稼働させた場合、物理マシンに比べ、パフォーマンスが低下しますので、環境構築の際はご注意ください。

4. Windows 7 SP1上での動作検証を行いサポート対象として追加

Service Pack 1を適用したWindows 7上での動作検証を行い、正常に動作することを確認しました。以下の製品において、動作環境として追加されます。
Client、Manager、Porter

5. Windows Server 2008 R2 SP1上での動作検証を行いサポート対象として追加

Service Pack 1を適用したWindows Server 2008 R2上での動作検証を行い、正常に動作することを確認しました。以下の製品において、動作環境として追加されます。
Server、Hub Server、Client for Server OS、Mail-Server Option、Manager Analysis Option

6. SQL Server 2008 SP2利用時の動作検証を行いサポート対象として追加

Service Pack 2を適用したSQL Server 2008利用時の動作検証を行い、正常に動作することを確認しました。Serverの動作環境として追加されます。

7. Internet Explorer 9利用時の動作検証を行いサポート対象として追加

Internet Explorer 9利用時の動作検証を行い、正常に動作することを確認しました。Analysis Optionの動作環境として追加されます。

なお、Internet Explorer 9を利用してAnalysis Optionを閲覧した際に、表示項目の位置ずれが発生する場合があります。このため、Internet Explorer 9でAnalysis Optionを閲覧する場合には「互換表示」を有効にして、ご利用ください。

【機能追加】

1. 部門 CSV 取込をスケジュール実行する機能を追加

MylogStar Managerの部門設定におけるCSVファイルからの部門情報取り込みを、スケジュール実行するための機能を追加しました。本機能の実行はServer端末上で行われます。実行スケジュールはServer Monitor Managerで設定します。

2. Ver.2.0のローテーションデータベースを閲覧する機能を追加

MylogStar Restore Tool において、MylogStar Ver.2.0で作成したローテーションデータベースを閲覧する機能を追加しました。ローテーションデータベースを選択した際、対象のバージョンに合わせた閲覧画面が起動します。

3. メッセンジャログのまとめ表示機能を追加

メッセンジャログのまとめ表示機能を追加しました。
メッセンジャを使用して3人以上でメッセージの送受信を行った場合、1回のメッセージの送受信で複数件のログが記録されることがあります。その際に、まとめ表示を有効にすることで、1回のメッセージの送受信で記録された複数件のログの中から、1件のログのみを表示します。
初期状態では機能が無効になっており、重複するメッセージを表示する状態になっています。

【機能改善】

1. Windows Live Messenger 2011に対応

Windows Live Messengerの最新バージョン2011では、ログが取得できない問題が発生しておりましたが、機能を改善し、この問題に対応しました。

2. Windows Live Messenger のグループチャット機能に対応

Windows Live Messengerにおいて、複数人でメッセージを送受信できるグループチャット機能のログが取得できない問題が発生しておりましたが、機能を改善し、この問題に対応しました。

3. Windows Live Messenger のオフラインメッセージ送信機能に対応

Windows Live Messenger2009において、相手がログアウトしている間に送るオフラインメッセージの送信ログが取得できない問題が発生しておりましたが、機能を改善し、この問題に対応しました。
なお、自身がログアウトしている間に送られたオフラインメッセージの受信ログは取得できません。現時点でこれは製品における制限事項となります。

4. gooメールの仕様変更に対応

gooメールの仕様変更に伴い、メール送信のログが取得できない問題が発生しておりましたが、機能を改善し、この問題に対応しました。
なお、gooメールにおける保証対象はシンプルモードのみとなりますので、ご注意ください。

5. Yahoo!メールの仕様変更に対応

Yahoo!メールの仕様変更に伴い、メール送信のログが取得できない問題が発生しておりましたが、機能を改善し、この問題に対応しました。
なおYahoo!メールにおいては、旧システムより新システムへ順次移行しておりますが、本改善により、新旧ともにログを取得することが可能となりました。

6. 検索画面のリストボックスにおける表示件数を拡張

Manager検索画面のリストボックスではこれまで、表示される選択肢の上限が8件だったため選択しづらい場合がありました。今回この上限を30件に変更しました。

【仕様変更】

1. Windows Server 2008 R2においてデバイス制御機能を無効とするよう変更

Service Pack適用有無に関わらず、Windows Server 2008 R2においては、デバイス制御オプションが無効となるよう、仕様を変更しました。
これは、従来の仕様によって生じる、デバイス制御オプションをWindows Server 2008 R2 Service Pack1に適用した際正しく制御できない問題、を回避するためです。

【不具合の修正】

1. ローテーションデータベース保存先変更機能でパスの指定ができない場合がある問題

ローテーションデータベース保存先変更機能によって指定できるパスの最大長は128文字ですが、OS上では247文字のパスにローテーションデータベースを配置することができます。このため、配置したローテーションデータベースを指定できない状況が発生します。本リリースで、指定可能なパス最大長を見直し、この問題を修正しました。

2. 管理ユーザ名を変更すると部門権限設定が外れる場合がある問題

Managerで作成した管理ユーザのログイン名を変更した場合、既に設定していた部門権限設定が外れる問題を修正しました。

3. CSV自動出力のタスクが正常に削除されない問題

データ連係機能のインポートによって部門が削除される場合があります。この時、削除された部門がCSV自動出力のタスクにおける出力対象として指定されていた場合、本来そのタスクは連動して削除される仕様ですが、この処理に問題があり、正常に削除されませんでした。本リリースで、この問題を修正しました。

4. スリープの動作がシステム日付の変更として検知される場合がある問題

システム日付変更検知機能を有効にして、そこで設定した変更検知判定時間を超える時間のスリープが発生した場合、その動作をシステム日付の変更として検知してしまう問題がありました。本リリースで、この問題を修正しました。

5. 操作ユーザ名でのフィルタ設定が正常に動作しない問題

ファイル操作ログの監視フィルタ設定において、操作ユーザ名を「ドメイン名¥ユーザ名」の形式で指定した場合、設定したフィルタが正常に動作しない問題を修正しました。

6. TCPセッションログのポート番号における並び順が誤っている問題

TCPセッションログにおける送信先ポート、送信元ポートが、数値ではなく文字列としての並び順となっている問題を修正しました。

7. Managerから外部ファイルの操作を行うと参照先フォルダがロックされる問題

Managerから外部ファイルの取り込み、または外部ファイルへの出力を行った場合、Managerを終了するまで、その参照先のフォルダをロックしてしまう問題を修正しました。

8. アップデートされたローテーションデータベースを閲覧できない場合がある問題

Serverのインストール時に、SQL Serverへの接続方法として「Windows認証」を選択した場合、そのインストール過程で新たなバージョンに更新されたローテーションデータベースを、リストアツールから閲覧できなくなる問題がありました。本リリースで、この問題を修正しました。

9. Windows Live Hotmailにて不要なログが取得される問題

Windows Live Hotmailにて、メール送信後のアドレス帳追加機能を実行した場合、項目が全て空欄となる不要なログが取得される問題を修正しました。

10. バックアップの即時実行画面で指定するパスにシングルクォートが入力できない問題

バックアップの即時実行画面で指定する「サーバ上の保存先フォルダ」にシングルクォートが入力できない問題を修正しました。

11. Analysis Option「アプリケーションログ(明細)」レポートにおいて「使用時間」と「実使用時間」が誤って出力される場合がある問題

Analysis Optionの「アプリケーションログ(明細)」レポートにおいて、「使用時間」と「実使用時間」の計算処理が誤っており、Managerで表示される値と一致しない場合がありました。本リリースで、この問題を修正しました。

12. Managerのインストール先フォルダの指定によってはエラーが発生する場合がある問題

Managerのインストール時に、インストール先フォルダパスとして最大値である240文字まで入力してインストールすると、エラーが表示されインストールがキャンセルされます。本リリースで、指定可能なパス最大長を見直し、この問題を修正しました。

13. Serverのインストール先フォルダの指定によっては正常に動作しない場合がある問題

Serverのインストール時に、インストール先フォルダパスとして最大値である200文字まで入力してインストールすると、ログファイルの保管などで仕様どおりの動作ができない場合があります。本リリースで、指定可能なパス最大長を見直し、この問題を修正しました。

14. Windows MessengerからWindows Live Messenger 2011に送信したメッセージが正しくログ取得できない場合がある問題

Windows MessengerからWindows Live Messenger 2011にメッセージを送信すると、受信者名が空欄となる場合がありました。本リリースで、この問題を修正しました。

15. Webメールにおいて取得したメールのヘッダに記載された曜日が誤っている問題

Webメールログにおいて、取得したメールのヘッダに記載された曜日が誤っている問題を修正しました。

16. ウインドウタイトルログの検索条件をアラームで使用するとエラーが発生する場合がある問題

ウインドウタイトルログの検索条件を検索条件選択画面からインポートして、その条件をアラームで使用すると、エラーが発生してアラームが失敗します。本リリースで、この問題を修正しました。