MylogStar 3 Release3

【リリース日】

2014/7/9

【動作環境変更】

1. VMware Horizon View 5.3上でのServer-VDI環境において動作検証を行いサポート対象として追加

[詳細]
VMware Horizon View 5.3上でのServer-VDI環境において動作検証を行い、正常に動作することを確認しました。以下の製品において、動作環境として追加されます。

・MylogStar 3
 └Agent for Virtual

サポート対象となるWindows OSは以下のとおりです。
・Windows Server 2008 R2

2. Citrix XenApp 5およびXenApp 6上での動作検証を行いサポート対象として追加

[詳細]
Citrix XenApp 5およびXenApp 6上での動作検証を行い、正常に動作することを確認しました。以下の製品において、動作環境として追加されます。

・MylogStar 3
 └Agent for Virtual

3. Windows Server 2008 R2上でのリモートデスクトップサービス環境において動作検証を行いサポート対象として追加

[詳細]
Windows Server 2008 R2上でのリモートデスクトップサービス環境において動作検証を行い、正常に動作することを確認しました。以下の製品において、動作環境として追加されます。

・MylogStar 3
 └Agent for Virtual

4. RemoteApp上での動作検証を行いサポート対象として追加

[詳細]
Windows Server上でのRemoteApp環境において動作検証を行い、正常に動作することを確認しました。以下の製品において、動作環境として追加されます。

・MylogStar 3
 └Agent for Virtual

サポート対象となるWindows OSは以下のとおりです。

・Windows Server 2008 R2
・Windows Server 2012
・Windows Server 2012 R2

【機能追加】

1. インベントリーログを追加

[詳細]
監視端末におけるハードウェア情報やソフトウェア情報をログとして取得できるようになりました。以下の製品において、動作環境として追加されます。

・MylogStar 3
 └Agent
 └Agent for Server
 └Agent for Virtual
・MylogStar 3 Desktop
・MylogStar FileServer

インベントリーログには、以下の情報が記録されます。

・ハードウェア情報
・CPU情報
・メモリー情報
・ドライブ情報
・ネットワーク情報
・ソフトウェア情報
・OS情報
・アプリケーション情報
・スタートアップ情報
・プリンター情報
・ファイル共有情報
・プロダクトID情報
・ウイルス対策情報

2. Access Control Optionを追加

[詳細]
監視端末におけるデバイス制御やアクセス制御ができるようになりました。以下の製品において、動作環境として追加されます。

・MylogStar 3
 └Agent
 └Agent for Server
・MylogStar 3 Desktop
・MylogStar FileServer

Access Control Optionにおける、主な制御内容は以下のとおりです。

・デバイス制御
 └フロッピーディスクドライブの使用制限
 └CD/DVDドライブの使用制限
・アクセス制御
 └USBストレージへのアクセス制限

※デバイス制御は、以下のOSでは動作しません。
 ・Windows XP
 ・Windows Server 2003
 ・Windows Server 2003 R2

※デバイス制御およびアクセス制御は、以下のAgent製品では動作しません。
 ・MylogStar Agent for Virtual
 ・MylogStar Agent for Mail Server

※デバイス制御は、Windows側の既知の障害により、以下のOSにおいてデバイス制御の読み取り禁止の設定を解除しても、読み取り禁止のままアクセスができない場合があります。
 ・Windows Vista
 ・Windows 7
 ・Windows Server 2008
 ・Windows Server 2008 R2

この問題を避けるためデバイス制御を利用するユーザーは、事前にWindowsの修正パッチを適用しておくことを推奨します。
「https://support.microsoft.com/kb/2738898」

※アクセス制御は、Windows上においてドライブレターが割り当てられたドライブのみ動作します。

※アクセス制御は、一般的なUSBストレージの仕様に合わないデバイス(USBのベンダーIDが取得できないなど)において、設定されたアクセス許可リストでの制御が正しく動作しない場合があります。この場合、Consoleで設定された「USBストレージ基本設定」の動作に従います。

また、アクセス制御においては、権限を有するユーザーよりConsoleからコンピューターやユーザー、指定日時、解除期間を指定して、アクセス制御の一時解除キーを生成することができます。利用者はAgentがインストールされているコンピューターにインストールされている「アクセス制御一時解除ツール」と発行された一時解除キーを使用することにより、禁止されているUSBストレージに対して一時的にアクセスすることができます。

3. ログ回収ツールを追加

[詳細]
MylogStar Serverに直接接続できない遠隔地などの監視端末において、MylogStar Serverに接続できる別の監視端末から操作ログを代理転送できるようになりました。以下の製品において、動作環境として追加されます。

・MylogStar 3
 └Agent
 └Agent for Server

4. グループ情報のエクスポートを追加

[詳細]
MylogStar Consoleにおいてグループ情報をCSV形式でエクスポートできるようになりました。以下の製品において、動作環境として追加されます。

・MylogStar 3
・MylogStar 3 Desktop
・MylogStar FileServer

5. 強制操作ログ回収を追加

[詳細]
Agent管理において、指定したコンピューターに蓄積されている未送信の操作ログを強制的に回収する機能を追加しました。以下の製品において、改善の対象となります。

・MylogStar 3
・MylogStar 3 Desktop
・MylogStar FileServer

【機能改善】

1. ファイルログにおけるフィルターの改善

[詳細]
ファイルログに設定できるフィルターにおいて、環境変数が使用できるように改善しました。以下の製品において、改善の対象となります。

・MylogStar 3
・MylogStar 3 Desktop
・MylogStar FileServer

環境変数が使用できる項目は、以下のとおりとなります。

・パス(操作前)
・パス(操作後)

2. Agent管理の改善

[詳細]
Agent管理において、状況が確認できる項目を追加し改善しました。以下の製品において、改善の対象となります。

・MylogStar 3
・MylogStar 3 Desktop
・MylogStar FileServer

追加された項目は、以下のとおりとなります。

・ログ回収方法
・未送信ログサイズ
・最古ログ取得時刻
・最終接続先

3. 暗号化通信における除外設定の改善

[詳細]
暗号化通信(HTTPS)において、指定されたドメイン名に該当する暗号化通信を取得対象外とするように改善しました。以下の製品において、改善の対象となります。

・MylogStar 3
・MylogStar 3 Desktop
・MylogStar FileServer

4. プリンターログにおける取得ロジックの改善(1)

[詳細]
プリンターログにおいて、WOW64のアプリケーション上から印刷した際に取得できなかった項目を取得できるように改善しました。以下の製品において、改善の対象となります。

・MylogStar 3
・MylogStar 3 Desktop
・MylogStar FileServer

取得できるようになった項目は、以下のとおりとなります。

・アプリケーション名
・ファイルパス
・ファイル名

5. プリンターログにおける取得ロジックの改善(2)

[詳細]
プリンターログにおいて、Word 2013とExcel 2013から印刷した際に取得できなかった項目を取得できるように改善しました。以下の製品において、改善の対象となります。

・MylogStar 3
・MylogStar 3 Desktop
・MylogStar FileServer

取得できるようになった項目は、以下のとおりとなります。

・アプリケーション名
・ファイルパス
・ファイル名

【不具合の修正】

1. 「ntrtscan.exe」のファイルログが大量に取得されてしまう問題 (13827)

[詳細]
「ntrtscan.exe」がアクセスしたファイル操作のログが、フィルターの初期値に誤りがあるため、大量に取得されてしまう場合がありました。本リリースで、この問題を修正しました。
Release2以前では修正パッチが公開されています。
https://www.runexy.co.jp/support/faq/faq_mylogstar3/detail/faq_0010733

2. LDAP連携で正しく組織階層がインポートされない問題 (13828) (13908)

[詳細]
LDAP連携において、インポート元のActive Directoryの構成で組織単位(OU)にアルファベットが含まれていた場合、正しく組織階層がインポートされない場合がありました。本リリースで、この問題を修正しました。
Release2以前では修正パッチが公開されています。
https://www.runexy.co.jp/support/faq/faq_mylogstar3/detail/faq_0010760

3. Hyper-VホストにHyper-Vマネージャーから接続できない問題 (13834)

[詳細]
特定のOSにおいて、Hyper-VホストとMylogStar Agent製品を同居させた場合に、Hyper-Vマネージャーから仮想コンピューターに接続できなくなる問題がありました。本リリースで、この問題を修正しました。
Release2以前では修正パッチが公開されています。
https://www.runexy.co.jp/support/faq/faq_mylogstar3/detail/faq_0010731

4. ノートPC環境でMylogStar Consoleに接続できない問題 (13840)

[詳細]
ノートPCにMylogStar 3 DesktopまたはMylogStar FileServerをインストールした環境において、そのノートPC環境からMylogStar Consoleが接続できない場合がありました。本リリースで、この問題を修正しました。
Release2以前では回避方法のFAQが公開されています。
https://www.runexy.co.jp/support/faq/faq_mylogstar3/detail/faq_0010734

5. MylogStar ServerにURLScanを適用すると、Consoleの画面が崩れる問題 (13870)

[詳細]
MylogStar Server に Microsoftが提供している「URLScan」を適用すると、Consoleで表示される画面が崩れる場合がありました。本リリースで、この問題を修正しました。
Release2以前では回避方法のFAQが公開されています。
https://www.runexy.co.jp/support/faq/faq_mylogstar3/detail/faq_0010756

【制限事項 解除】

1. MylogStar Agent - コンピューターログ (P-0015)

[制限事項]
Windows 8 / 8.1においてパワーオフが記録されない場合があります。(12402)
[解除事由]
本リリースでコンピューターログの取得ロジックを修正し、制限解除としました。

2. MylogStar Agent - プリンターログ (P-0062)

[制限事項]
「印刷したファイルの名前を取得する」機能において、64bitOS上で32bitアプリケーションから印刷した場合は、ファイル名、ファイルパスを取得できません。(13140)
[解除事由]
本リリースでプリンターログの取得ロジックを修正し、制限解除としました。

3. MylogStar Agent - プリンターログ (P-0064)

[制限事項]
「印刷したファイルの名前を取得する」機能において、Office 2013のWord / Excelから印刷した場合、ファイル名、ファイルパスを取得できません。(13140)
[解除事由]
本リリースでプリンターログの取得ロジックを修正し、制限解除としました。

4. MylogStar Agent - システムガードについて (P-0115)

[詳細]
64bitのWindows環境において、32bitアプリケーションからデータフォルダーにアクセスした場合、フォルダー隠ぺい機能が機能しません。
[解除事由]
本リリースでシステムガードのロジックを修正し、制限解除としました。

5. MylogStar Agent - システムガードについて (P-0116)

[詳細]
64bitのWindows環境において、32bit版のタスクマネージャーを表示した場合、プロセス隠ぺい機能が機能しません。
[解除事由]
本リリースでシステムガードのロジックを修正し、制限解除としました。

6. MylogStar Agent - システムガードについて (P-0117)

[詳細]
シンボリックリンク経由でデータフォルダーにアクセスした場合、フォルダー隠ぺい機能が機能しません。
[解除事由]
本リリースでシステムガードのロジックを修正し、制限解除としました。